自覚なしの介護のスタート

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少し介護の話が続きます。

7年前の私は正社員で共働き。早出・遅出・休日出勤もある仕事をしながら、保育園に子どもを預け、育休明けでリズムに乗れず体調を崩す日々が続いていました。高齢出産だったこともあり、体力・気力ギリギリ。本当に綱渡りの毎日でした😅

そんなある時、事情があって半年ほど義母と同居することに。腰を悪くしていた義母は通院が必要でしたが、主人は土日祝日すべて仕事。代わりに、私が平日休みを使って通院に連れて行っていました。

その後、義母は我が家の近くに住むことにになり、生活支援(買い出し・金融手続き・家の管理・通院付き合いなど)が始まりました。当時のことを思い出そうとしても、記憶が曖昧なほどフル稼働。疲れているとか辛い、そんな感情を感じる余裕すらなかったように思います。

でも体は正直ですね。咳が止まらなかったり、気管支炎・肺炎を繰り返していました。(基本は元気なつもりなんですけどね!)

そんな折義母からよく言われていた言葉がありました。「〇〇ちゃんは体が弱いね。」当時は「そうなんだろうな」と受け流していましたが、今思えばただも過労です。(いまだに根に持ってる私ちょっと怖い?w)

抗生物質の点滴を打ちながら、かかりつけの先生に『もっと休みなさい』と叱られても、心には響かず。やらなきゃいけないことをこなすことが最優先で、楽しかったはずの仕事もいつの間にか苦行になっていました。

そんなある日。通勤途中の車でFMから流れてきた、AKB48の「365日の紙飛行機』。その歌を聞いた瞬間、涙がどっと溢れました。「このまま突き進んでいいの?私は何をしているんだろう?」と。

さあ、行こう 風に乗って さあ、 行こう 心は風に乗って 飛んでいけ

ーーー私も飛んでいきたい。😭

仕事も育児も介護ももうぐっちゃぐちゃ。家の中も、もちろん💦(ケンカ多発)

ある日ふと「この先どうなるのだろう」と立ち止まりました。待ち望んで生まれた大切な我が子にも、ゆっくり関われないーーーそれが何より辛かった。

そして1年後、「なんで辞めるの!?」と言われながらも、23年続けてきた正社員の仕事をスッパリと退職。

実はその年、転勤した職場へ向かう車の中で、亡くなった👨父の声が聞こえた気がしました。「無理するなよ。俺みたいになるな。」……誰かにそう言って欲しかったかもしれません🥹)

「仕事辞めたら、きっと何とかなる」そう思っていたけれど、現実はそんなに甘くなかった。むしろ「仕事を辞めた分、もっといろいろしてあげなきゃ」と思い込んでしまったんです。

ーーー私の”介護と自分を見失う日々”は、ここから本格的に始まりました。

この記事を書いた人

介護・子育て・趣味・投資。時々旅行で現実逃避をする、日常をゆるく発信中のアラフィフ主婦ブロガーです。地方暮らしですがオシャレしたくて自分らしく楽しんでます^_^

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