義母の「弱かったね」。思い出したあの頃の感覚

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病院に「爪を切りに連れて行って」と電話してきた義母。

こちらは子どもが熱で休んでいる最中だったので、「元気になったら行きますね」と伝えると、返ってきたのは一言。

「◯◯は弱かったね」

思わず「いえ、今年初めて体調崩したんです」と返してしまいました。
その瞬間、義母の機嫌が悪くなり、電話は一方的に切られた・・💦

この「弱かったね」という言葉。
昔、私が過労で義母の用事をこなせなかった時にも言われていて
今日、久しぶりに胸の奥で鈍く響きました。

認知症になっても、根っこの部分は変わらないのだと思う。
今日は看病で寝不足、通院でヘトヘト。
そんな時に聞きたくない言葉でもありました。
何気ない一言が、こんなにも気持ちを沈ませる。

義母はどういう意味で言っているのだろうか。
おそらく、私を評価しているとか、責めているというより、
“自分の思い浮かんだ言葉をそのまま口にしているだけ”。
こちらの状況や背景は、相変わらずまったく映っていないのです。

そう、義母はいつでも“自分の世界の中で元気”なのです。

だからこそ、受け取る側のこちらは距離感が必要なんです。
まともに受けると心が削れてしまう。
義母の言葉は「事実」ではなく、「義母のその時の気分」だと切り離します。
そう思うだけで、少し呼吸がしやすくなります。

今日のこの一件、しんどかったけれど、改めて
「無意識の一言に傷ついていたんだ」と気づけたことも、
自分を守るヒントになりました。

笑って済ませられる日もある。
義母のクセのある言い方にも、軽くいなせる余裕がある日だってある。

でも、今日のように寝不足で、子どもの看病で気が張っていて、
自分自身も疲れ切っている時に放たれる一言は、
まるで重りのように心に沈むのです。

弱かったね」と言われ続けてきた、あの頃の感覚まで蘇る。
ああ、私はずっとこうやってやってきたんだ——と、
静かに再確認した瞬間でした。

状況がハードな時ほど、何気ない言葉が刺さります。
今日は、長い年月、自分の中で処理して、なんとか回してきたんだーと改めて再認識。

「無意識の一言に傷ついていたんだ」と気づけた日。

今日も読んで下さってありがとうございました。 なな🍀

この記事を書いた人

介護・子育て・趣味・投資。時々旅行で現実逃避をする、日常をゆるく発信中のアラフィフ主婦ブロガーです。地方暮らしですがオシャレしたくて自分らしく楽しんでます^_^

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